人工衛星、ロケットの研究・開発等に関する外為法コンサルティング


人工衛星、航空部品・エンジン等の新素材、複合材、化学製品の設計、開発には、国内でも外為法の理解が重要です!

 

【人工衛星、航空機などの開発と外為法】 

 

 人工衛星に関する研究・開発及び打ち上げ、ロケットの開発、設計については、対外的な技術提供・導入、ロケットとのインターフェースのやり取りなど、外国為替及び外国貿易法における安全保障貿易管理に関する論点が大変多くあります。例えば、打ち上げは外為法上の「輸出」にあたるのか、カタログ程度の公開は役務提供に該当するのか、海外研究者の招聘に当たっての論点はしばしば聞くことがあります。

 

 当所では安全保障貿易管理業務の中でも、特に人工衛星の開発、打ち上げに関係のある法務サービスを提供いたしております。また、これまでに宇宙開発企業、航空宇宙系の大学での研修実績を元により充実した研修サービスに努めて参ります

 

【論点となる研究、設計、技術移転等について】

 

 弊所では、(HP上で抽象的な記載とはなりますが)主に以下の段階の衛星などの研究、技術移転に関するご相談を頂いております。いずれも、外為法役務提供に関する規定及び許可例外の規定の理解が必要なものです。

  •  海外へ移転した前任者から技術データを送って欲しいといわれた場合、そのまま対応は可能か
  •  外国でロケットを打ち上げたいが、先方の要求事項は全て対応して可能か(守秘義務契約は締結したうえでの話である)
  •  学術研究であるため、これからの論文公開の予定である技術は全てフリーでOKか
  •  基礎研究といえば問題ないといわれることがあるが、基礎研究の定義は何か

 

【ロケット、宇宙開発に関連する規制貨物】

 外為法では、航空機、宇宙関連機器について、いくつか規制対象としている貨物があります。以下にその一部を掲載します。

 何れも軍事用途との距離が大変近い規制品目が挙げられています。

 

規制貨物 根拠法令 規制根拠
 ジャイロ天測航法システム 輸出令 第11項 (4)

惑星、恒星をターゲットとして衛星の軌道制御に利用する機能は、弾道ミサイルの中間誘導等に利用が可能 

人工衛星

 

輸出令 第13項 (2)

衛星に民生用途以外にも偵察などの軍事用途が含まれる

集積回路

輸出令 第7項 (1)

耐放射線能力のある宇宙スペックの集積回路は、弾道ミサイル、衛星部品となる

ジャイロスコープ又は角速度センサー                      

輸出令 第11項 (2)

高速で動く物体の姿勢制御データ取得に不可欠な部品となる

 

【サポート内容】

 日進月歩の速さで進む宇宙関連の技術の開発、設計のイノベーションの向上に向けまして、下記の外為法のフォローをいたします。

 

 (1) 事案に関する法務相談、該非判定コンサルティング

  • 海外の研究機関で、自社(若しくは研究室)の衛星試験をしたい、振動試験に関するデータをメールなどでやり取りしたい、まだ論文未公開であるが、宇宙スペックの部品の開発を海外企業とやり取りしたい・・・これらの企業の取組みに潜む外為法手続に潜む論点について、該非判定書(案)の作成を含めてコンサルティングを致します。
  • この手続によりまして、外為法リスクの低い設計、開発を進めることができます。

 

 (2) 関係行政機関との協議手続(事前に専門家、弁護士などの協議を要する場合があります)

  • 経済産業省との技術、法律に関わる複雑な協議実務を代行いたします。 

※相談内容によりましては、事件性を含むものについては弁護士法の観点よりお取り扱いができない場合があります。